年収800万円の手取り・税金はいくら?

年収800万円の場合、社会保険料と税金を差し引いた手取りはおよそ ¥5,909,150(年間)、 月にすると約 ¥492,429が目安です。 手取り率は73.9%。ここでは内訳と、高所得帯ならではの注意点をくわしく解説します。

月の手取り(目安)

¥492,429

年間の手取り(目安)

¥5,909,150

手取り率 73.9% (年収800万円のうち手元に残る割合)

差し引かれる金額の内訳(年間)

健康保険料
¥399,200
厚生年金保険料
¥713,700
雇用保険料
¥48,000
所得税
¥474,050
住民税
¥455,900
社会保険料合計
¥1,160,900
差し引き合計
¥2,090,850

年収800万円は「高所得帯の入り口」

年収800万円は、給与所得者全体のなかでも上位に位置する水準です。額面は大きいものの、 社会保険料と税金の負担も同時に重くなるため、手取り率はおよそ 73.9% にとどまります。 年収が増えるほど手取り率は下がっていく――これが高所得帯の大きな特徴です。 年収800万円では、額面のうち ¥2,090,850 が 社会保険料と税金として差し引かれる計算になります。

所得税の累進課税が効いてくる

日本の所得税は、課税所得が増えるほど税率が段階的に上がる累進課税です。 年収800万円帯では、課税所得の一部に 23% の税率が適用される水準に達します。 年収400万〜500万円帯の所得税率(5〜10%)と比べると、増えた年収に対してより多くの税金がかかるため、 「年収が100万円増えても手取りはそこまで増えない」と感じやすくなります。 本ページの所得税 ¥474,050 も、この累進構造を反映した金額です。

社会保険料には上限がある

一方で、社会保険料には負担の上限があります。とくに厚生年金保険料は標準報酬月額に上限が設けられており、 年収がこの上限を超えると、それ以上は保険料が増えません。 そのため高所得になるほど、差し引かれるものの中心は社会保険料よりも税金(所得税・住民税)へと移っていきます。 本ページの社会保険料合計は ¥1,160,900、 住民税は ¥455,900 です。

「年収の壁」と各種手当の所得制限

年収800万円帯では、児童手当や高等学校等就学支援金など、各種公的手当の所得制限にかかり始める可能性があります。 所得制限は世帯構成や自治体によって基準が異なりますが、額面が大きくなるほど「もらえるはずだった給付が減る・なくなる」ケースが出てきます。 単純な手取り額だけでなく、こうした給付の有無も含めて家計を考えることが大切です。

高所得帯ほど効く節税の基本

税率が高い高所得帯ほど、所得控除による節税効果は大きくなります。代表的なものを挙げます。

  • iDeCo(個人型確定拠出年金):掛金が全額所得控除になり、税率が高い人ほど戻ってくる税金も大きくなります。
  • ふるさと納税:寄附額の上限が年収に応じて増えるため、高所得帯ほど実質負担2,000円で受け取れる返礼品が増えます。
  • 生命保険料控除・医療費控除・住宅ローン控除:適用できる控除を漏らさず申告することで、課税所得を圧縮できます。

これらは一般論であり、効果や上限は個人の状況で変わります。実行前に勤務先や税理士、各制度の公式情報で確認してください。

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※ 本ページの金額は概算です。東京都・協会けんぽの料率をもとに、独身・扶養なし・基礎控除のみを反映して計算しています。 実際の金額は、お住まいの地域、健康保険組合、扶養家族の人数、各種控除などにより変わります。